秋の短歌、俳句の作り方!現代の例や名作も紹介。

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皆さんは短歌などを作ってみたことはありますか?

まだこれから暑さが本格的に始まる季節ですが、秋の涼しくなってきて過ごしやすい気候が私は待ち遠しくて仕方がありません。

短歌や俳句というと春先や秋口に読むイメージがありますが、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?

私自身は涼しい風を感じながら縁側に腰かけ、物思いにふけりながら短歌や俳句を書き上げるというイメージが勝手に頭に浮かびます(笑)

秋の短歌の例、名作を紹介

それでは短歌を私自身もあまり詳しく知らないので、秋の風情を読んだ名作の短歌をいくつかご紹介していきますね。

皆さん参考にしていただければと思います。

・秋の田の かりほの庵の 苦(とま)をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
(作者:天智天皇)
意味:秋の田の側にある小屋は、刈った稲穂を置くための仮小屋なので、屋根の草の網目が粗くて、私の着物の袖は夜露に濡れ続けている。

・奥山に もみぢふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき
(作者:猿丸太夫)
意味:人里離れた寂しい山の中で、紅葉を踏み分けて鹿が鳴いている。その声を聞くとき、秋の寂しさが心にしみて悲しく感じられたことだ。

・ちはやぶる 神代(かみよ)も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
(作者:在原業平朝臣)
意味:不思議なことが多くあった神代にも聞いたことがありません。竜田川に紅葉が散り、川の水を鮮やかな真紅に染めて見えるとは。

今回はこちらの三作品をご紹介させていただきました。

下記サイトに三十作品ほど載っていますので、参考にしてみたい方や興味のある方はご覧ください!
https://jpnculture.net/tanka-aki/

和歌なので言い回しなどは意味を理解してからではないとわかりませんでしたが、どれも秋の風情が伝わってくる素敵な作品でした。

昔の方が現代にも伝わるこんなに素敵な感情を持っていたなんてなんだか感動してしまいます。



秋の短歌、現代の例を参考にしてみよう!


先ほどは有名な短歌(和歌)をご紹介しましたが、現代人の私達には理解するのに少し時間がかかってしまいますよね?

そこで、私たちでもわかりやすく伝わる秋の短歌の現代文はないのでしょうか?いくつかご紹介していきますので、昔のものと比べて見てみてくださいね。

・秋の雲 はなか心の人待に 涙ながしてありとおもひぬ
(作者:与謝野晶子)

・秋の日は さびし切なし部屋の棚 あらゆる花をもて飾れども
(作者:与謝野晶子)

・さえざえと 今朝咲き盛る白菊の 葉かげの土は紫に見ゆ
(作者:北原白秋・きたはら はくしゅう)

私が気になったお気に入りの三作品をご紹介しました。

近代のものなので、解説がなくても理解できますし、与謝野晶子さんの作品は女性の持つ恋の心情をとても表していると思います。若い頃の恋愛を思い出しますね(笑)

短歌と俳句の違いとは?

と、ここまで秋の俳句・短歌についてご説明しました。

そこで少し気になるのが、短歌と俳句との違いです。私もあまり知らずに似たようなものだと勝手に思っていましたが、何か決まりなどはあるのでしょうか?

まず、二つの大きな違いは、文字数の違い季語の有無だそうです。

俳句は、「五・七・五」の十七文字で季語を入れて作るという決まりがあります。一方、短歌は、「五・七・五・七・七」の合計三十一文字です。

文字数が長いため俳句と比べると作るのが難しいかと思います。

また、俳句は季語を入れて作りますが短歌には季語を入れるという約束事がありません。その代わりに自分の身の回りのことや、家族、愛や恋心を歌ったものが多いそうです。

秋の俳句を作る際は、まず季語にどんなものを入れたいかを考えると作りやすいかと思います。

秋と言われて連想する季語と言えば、「十五夜」「紅葉」「夜長」などでしょうか。

短歌の場合は、季語は必要ではないので、秋に恋人を思う気持ちや恋心を歌えば良いかと思うのですが、なかなか難しいところですね(笑)

まとめ

和歌から近代の短歌までご紹介してきましたが、どれも思いの感じられる素敵なものばかりでした。

こんなに素敵な短歌を作ることが出来ればよいのになと、私自身感じました。

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