彼岸とは何か?この日にお墓参りに行くのはこんな意味があった!

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今年ももうすぐまた、お彼岸がやってきます。両親がまた墓参りに私を誘ってきます。
その理由は、“お彼岸”だから。

お墓参りなら、先月お盆に行ったばかりじゃないですか…。抵抗する私は完全に車の運転手状態で、ほぼ強制的にお墓参りにいくことになります。

念のため、私はお墓参りは嫌いではありません。でも何でそんなに墓参りばかり続けてしているのだろう、と思います。罰当たりな考えで申し訳ありません。

お彼岸とは、いったい何なのでしょうか。

お彼岸とは?お彼岸について

お彼岸は、春と秋の年2回があり、それぞれ春分の日、秋分の日の前後を合わせた7日間です。

実はお彼岸は、仏教徒なら必ずするものではなく、日本だけで行われている仏事でした。古くは聖徳太子の頃から続く日本古来の信仰と融合した日本独自の仏事です。

農耕民族である日本人は、真東から日が昇るこの時期に、自然の恵みに感謝する自然信仰的な風習があり、それがのちに仏教の教えと結びついたという事です。

なんとなく親が子供達を連れて墓参りに行こうと思うのは、初詣に近い感覚だからなのでしょうか。

「彼岸」の意味は?

ところで、「彼岸」の言葉の意味は、悟り、涅槃の境地という意味で、煩悩と迷いの「此岸」から悟りの世界である「彼岸」へ到達する修行をする期間が、お彼岸ということでした。

なんと、お彼岸は、仏教的には「修行」を意味することだったんです。

あらためて、皆さん毎年お彼岸の供養行事を行っていますか?

家では祖父母が亡くなった年にはお寺での「彼岸会」をやっていました。

お寺にお布施と供花、供物をお持ちし、卒塔婆を注文、長時間法要の間正座してじっとお経の雨に打たれているのは、だらけた毎日を送る身としては、修行な感じがしなくもありません。

しかし時がたって今は、普通のお墓参りになっているため、お盆と内容は変わらなくなっています。

お彼岸にすることは、大体次の5つくらいです。

お彼岸にすること5つ

1)「彼岸会」の法要:菩提寺であるお寺へ参り、故人の供養を行います。
2)仏壇、仏具の掃除
3)お墓の掃除
4)お花のお供え、果物・菓子(つぶあんのぼたもち・こしあんのおはぎ)、精進料理のお供え。
5)お線香を供えたく

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彼岸とお盆の違いとは?

最初に書いたように、私が未だにお彼岸にお墓参りに行くことに納得できなかった理由は、お盆のお墓参りから1か月くらいしか経ってないのになんでまた?と思った点です。

お盆もお彼岸も基本的に、やっていることは墓参り行事ですから判別が難しいのは当たり前です。

お盆とお彼岸の違いは、お彼岸を知るとよくわかります。

先に述べたように、お彼岸は、「此岸」から悟りの世界である「彼岸」へ到達するよう修行する期間です。修行する側がなるべく彼岸に近づきやすくなるよう、先祖供養をしているわけです。

それに対しお盆は、おなじみ、ご先祖様があの世から帰ってくるため、お迎えして供養して再び送るという先祖のための供養の期間です。

しかし、似てますね!

昔は医療らしい医療がない時代が長かったこともあり、神や仏に祈ったり、先祖の力に頼るしか方法がなかったと思われますが、それだけではない何かが、年中行事には感じられる時があります。

まとめ

お彼岸のお墓参りに両親が私を誘うのは、引っ越す前の場所に近かったお墓に車で行きたいからと、単純に考えていました。
しかし無意識に身についている信仰心によることも大きいのかもしれません。

地方の古い家に嫁いだ友人は、毎年夏が近づくと、法要や供養などのたくさんの行事が数週間おきにあり、寺やお墓やにしょっちゅう行く仏事で忙しい、と話していたことを思い出しました。

いつぞや美輪明宏さんが、季節ごとの行事をしっかりやることは、それによって身や精神が引き締まり、気分転換ができて精神的に正常を保てて安定するようなことを言っていましたが、なるほどと思います。

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