冬はつとめて、ホントの意味は?漢字で書くと?なぜ早朝なのか?

言葉
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学校で必ずといっていいほど題材となる「枕草子」。
国語の時間に習う古文なので、ほとんどの人に知られている枕草子ですが、なかでも「冬はつとめて」は有名なフレーズですよね。

しかし、この意味をすぐに思い浮かべられる人はあまりいないのではないかと思います。

「つとめて」というと、「務める」「勤める」「努める」などさまざまな意味があるので、どのような意味なのかわかりづらいですよね。

そこで、この記事では「冬はつとめての意味」についてご紹介させていただきます。

つとめてを漢字で書けますか?

さて、あなたは「冬はつとめて」の「つとめて」を漢字で書けますか?

学校でも「つとめて」はひらがなで習うと思うので、漢字に触れる機会は少ないと思います。

筆者も「つとめて」の漢字を聞かれても、すぐには思い浮かびません。

この漢字を即答できる人は少ないと思うので、「つとめて」を漢字で書けたらかっこいいですよね!
一気に学校で人気者になれると思います。

そんな「つとめて」ですが、どのような漢字を書くのでしょうか?

結論から言うと、「夙めて」と書きます。
なんだか見慣れない漢字ですね。

「夙」は、「昔から、早い時期から、早朝に」のような意味を持ちます
読みにくい漢字とは裏腹に、意味は単純なのですね。

しかし一発では「つとめて」と読めない漢字だと思います。
筆者もこの漢字を見せられただけでは何と読むのかわかりません。

それは、「夙めて」と「冬はつとめて」のイメージが結びつかないことも読めない理由の一つだと考えます。

そのため、一発で読めたら大変感心されますね。
普段から漢字の勉強をすることは大切ですが、息抜きに古文の漢字を調べてみても楽しいかもしれません。



「つとめて」は早朝を指すってホント?

漢字で書くと難しい「つとめて」ですが、その意味が気になるところだと思います。

上記でも述べましたが、「つとめて」は「昔から、早い時期から、早朝に」という意味を持ちます。

また、枕草子の続きは「雪の降りたるは言ふべきにもあらず」です。
この文に繋がる意味を考えると、「早朝に」が一番しっくりくると考えるでしょう。

なぜ、つとめては早朝を指すのか?


結論から言うと、「つとめて」は早朝という意味です。
後の文章の意味を考えると、確かに言葉の意味が繋がります。

現代語訳すると、「冬は早朝が良い。雪が降った朝は言うまでもない」と訳すことができます。

それであれば「つとめて」と言わずに早朝と言えば良いと思う人がいるのではないでしょうか。

古文は難しい言葉が多いので、少しでも現代風の言葉を使ってほしい…と思った経験は少なからずあるでしょう。

なぜ早朝という言葉を使わないのでしょうか?
それは、漢字の「夙めて」に由来します。

この漢字の自体に「早朝」が含まれているからです。

また、「夙」は単独で「つと」と読みます。
早朝の意味は「つと」から来ているので、「つとめて」という言葉で表しているのではないかと考えます。

まとめ

「冬はつとめて」の意味についてご紹介しましたが、ご理解いただけましたか?

「つとめて」は漢字で書くと「夙めて」と書き、早朝という意味を持つのですね!
漢字で書くとなかなか意味が繋がらないので、だからこそ一発で読めると感心されると思います。

古文を勉強する際には、ひらがなで表されている言葉の漢字も押さえるようにするとポイントが高くなり、自分の勉強にもなります。ぜひ頑張ってみてください。

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